iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF為替ヘッジ有(1497)の紹介
今日は僕が所有しているiシェアーズ米ドル建てハイイールド社債ETF(1497)を紹介したいと思います。
各国が発行してる国債に格付けがあるのはニュースでも稀に触れられますよね。
最近ではウクライナ侵攻に伴う経済制裁を受けて『ロシア国債を投機格に格下げ云々』なんてやってましたが
企業が発行している社債にも同じように信用力(債務返済能力)に応じた格付けがあります。
AAA AA A BBB BBまでが高格付けの投資適格社債
BB B CCC CC Cが低格付け債で当ETFの投資対象となるハイイールド社債またはジャンク債となります。
ハイイールド社債は債務不履行(デフォルト)リスクを背負う一方でそれに見合った高利回りが期待できますが、
『鉱のカナリア』と称されるように、低格付け社債の価格が下落し、国債に対する上乗せ金利(スプレッド)が拡大することでいち早くリセッションを予期し警鐘を鳴らすとされます。
当ETFでも基準価額が真っ先に下がると思われます。
1497の基本情報
銘柄数 | 1335銘柄 (主な投資先であるHYGの銘柄数) |
対象指数 | Markit iBoxx 米ドル建てリキッド・ハ イイールド指数 |
純資産額 | 124億円 |
直近1年の配当金 | 89円 |
配当利回り | 4.27% |
経費率 | 0.580% |
マーケットメイク | あり |
決算日 | 毎年1月11日、4月11日、7月11日および10月11日 |
設定日 | 2017年8月24日 |
分配金推移
最後に
一口2000円強の少額からでも気軽に投資できて東証上場ETFの中では屈指の配当利回りなのも魅力的。
しかし過去を振り返ると〇〇ショックや〇〇危機と言った信用収縮が起こると流動性が枯渇し価格が急落する場合がある点に留意が必要です。
株式と同じような値動きをするのでリスクヘッジにもなりませんので、所有するなら一部に留めておくのが賢明かと思います。