iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(1478)の紹介
今日は僕が所有しているiシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)を紹介したいと思います。
このETFはただ配当利回りが高いだけの銘柄を集めたわけではなくて、各企業の財務体質なども見て構成銘柄を取捨選択しているので、高配当というよりも好配当な銘柄を集めたETFと言えます。
直近の配当利回りは3.22%で、1%近く上昇しました。
銘柄数 | 39銘柄(構成銘柄数は固定されず) |
純資産額 | 433億円 |
直近1年の配当金 | 76円 |
配当利回り | 3.22% |
経費率 | 0.20% |
マーケットメイク | あり |
決算日 | 2月9日、8月9日 |
リバランス | 5月末と11月末の年2回 |
設定日 | 2015/10/19 |
※2022年8月18日作成
銘柄選定方法
配当利回りの質に関するスクリーニング
‒ 配当性向(1株配当金/1株利益)が正。無配や収益マイナスを
除外。
‒ 銘柄数ベースで配当性向トップ5%は除外。収益と配当のバラ
ンスを確保(配当金下落リスク大)。
‒ 5年間で1株当配当金が減少している銘柄を除外。
‒ ROEや負債/自己資本比率、直近5年の収益変動性から算出す
るクォリティ・スコアが負の銘柄は除外。
‒ 1年間の株価パフォーマンスがマイナスである銘柄群の下位
5%を除外残った銘柄から、MSCIジャパンやMSCIコクサイ等、元指数の
配当利回りの130%を超える利回りの銘柄を選択する。
個別銘柄のウェイト付け方法
• 時価総額ウェイト(最大5%ウェイト)キャパシティを確保する
ことと、回転率の抑制が理由。
リバランス
• 5月末と11月末の年2回
REITsの取扱い
• MSCI 高配当利回り指数には、REITsは含まない。
配当性向が高すぎる銘柄、5年間で減配している銘柄、赤字の会社、株価のパフォーマンスが特に冴えない銘柄は除外するようです。
構成銘柄とセクター比率
上位10銘柄
銘柄 | 配当利回り | 構成割合 |
東京海上HD | 3.88% | 5.40% |
本田技研 | 3.24% | 5.34% |
伊藤忠 | 3.35% | 5.08% |
トヨタ自動車 | 2.38% | 5.02% |
ソフトバンク | 5.62% | 4.88% |
三菱電機 | 2.75% | 4.86% |
日本たばこ産業 | 6.36% | 4.82% |
三井物産 | 3.84% | 4.78% |
任天堂 | 3.38% | 4.73% |
日本電信電話 | 3.22% | 4.51% |
配当金と増配率
配当利回りが3%を超えていたのが2年弱で、多くの期間で2%台をウロウロ。
ただ吐き出す分配金は2019年を例外とすれば安定していると思います。
最後に
国内の厳選された優良企業に分散投資できて配当を得られる優れたETFだと思いました。
これからもポートフォリオの中核として買い進めたいと思います。
より高配当に特化したETFはこちら
“iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(1478)の紹介” への1件の返信